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【スタッフ雑談】サイエンスのための細密描画展

2015年09月25日(金曜日)

神奈川県立生命の星・地球博物館で「生き物を描く サイエンスのための細密描画」が開催されているとのことで、連休中に行ってきました。
お目当ては、キノコを調べるときには欠かせない保育社の原色日本菌類図鑑シリーズの編著者である今関六也先生と本郷次雄先生のキノコの細密画。
お二人ともキノコを詳細に観察、記録し、そして膨大なキノコの彩色細密画を描き残しています。
今回は図鑑の原図ともなったその細密画の一部と、今関先生が海外の菌類図鑑を模写したもの、本郷先生が学生時代に描いたキノコのスケッチ、描いたキノコの外部形態、顕微鏡所見などが記載された本郷先生のノート(日本語ではなく丁寧で美しい英文の筆記体)なども展示されており、お二人がキノコと向き合っていた姿や時間を想像し、時を忘れて見入ってしまいました。

今回の展覧会はこの他にも見応えのある生物画が多数展示され、さらに生物画を描くためのツールや技法なども紹介。
生物画の好きな人、生物画を描いてみたい人におすすめです。図録も読み応えがあります。
開催は11月3日迄。
(R)

【代表弁護士から】司法試験

2015年09月17日(木曜日)

明大教授による司法試験問題漏洩というニュースで司法試験が注目された年になってしまったが、司法試験の合否の発表は毎年9月上旬ころにある。
司法試験に合格したら弁護士になれるというイメージが強いが、すぐになれるのではなく、「司法修習」というものを1年間行なわなければならない。弁護士になる前の下積みの修業期間という感じである。
司法修習の1年の始まりは、12月ころからである。12月に始まり、翌年12月の修習の卒業試験の合否を待って終わる。
だから、新しい弁護士が入ってくるのも12月の末ころか、1月からというのが今の1年間の流れである。
私の修習のころは、修習期間は2年間で4月始まりであったのだが、期間は徐々に縮められて1年間になってしまい、時期も何とも中途半端な時期からとなってしまった。
また、以前は修習生は国から給料を支給されていたのであるが、今や給料は支給されない。これらは人件費をできるだけ削除したい国の政策にある。このようなことから、経済的に相当程度余裕のある家庭の出身者が増えているような気がする。毎年のように採用面接をしているが、以前はバイトしながら司法試験受験をして苦節何年で合格したというような人も少なくなかったのだが、今や大学からストレートにロースクール(法科大学院)に入学して、司法試験に合格するまで何ら社会での経験がないという人間の方が多数になってしまった気がする。

【スタッフ雑談】「記録的」・・・

2015年09月11日(金曜日)

9月に入りました。ようやく記録的猛暑に終わりを告げ、秋の空をのぞめるようになったのも束の間。今度は台風18号の影響による記録的大雨で大変な災害に見舞われてしまっています。行方不明の方が一刻も早く見つかるようお祈りするばかりです。
当事務所のある千葉市においても10日未明から土砂災害警報が発令されておりましたが、事務所周辺では特に浸水などの被害は確認されず、通常どおり業務を行うことができております。
今年はまだまだ何かと記録を更新してしまう年なのかもしれませんね。一段と身を引き締めてまいりたいと思います。(s)

【代表弁護士から】保釈 今むかし

2015年09月03日(木曜日)

刑事事件の保釈は、以前は認められにくかった時代もあるのですが、最近は少しずつですが認められる例も増えてきました。

統計上も、平成15年の保釈率12.6%が最低値で、平成22年には20%近くまで上昇しています。

保釈の運用が厳しい時代は、覚せい剤の自己使用の事件でも、保釈がなかなかでませんでした。保釈がでても、保釈保証金が200万円とか250万円で随分と高い金額を積まなければ保釈されませんでした。
今では、覚せい剤の自己使用事件では、使用自体を認めていれば初犯の場合は、わりとすんなり保釈が認められますし、保釈保証金も150万円程度で済むケースも有ります。

弁護士サイドは保釈の運用が厳しすぎることを批判してきましたが、裁判官の考え方がなかなか改まりませんでした。
裁判員裁判に関する法律が成立し、短期間で集中的な審理をしていく上で、保釈の必要性が見直されてきました。
裁判官からも、これまでの保釈の運用ではいけないので、もっと変わらなければならないという論文も出始め、ようやく保釈の運用が変わってきたように思います。

もっとも、保釈がでやすくなったのは、覚せい剤の自己使用や道路交通法違反、自動車事故のケースであって、重大犯罪(殺人など)や組織的犯罪には保釈は相変わらず厳しいです。

ある意味、事案によって、でやすいものは保釈がでるし、そうでないものはでないという時代になってきたのかなと思います。

こういう時代には保釈が成功したら手数料を上乗せするというのは、弁護士の料金体型としてはどうかなと思わないでもありませんが、昔からの習慣をすぐに変えるということはなかなか難しいものです。

【スタッフ雑談】銭湯

2015年08月28日(金曜日)

ゆっくりお風呂に入るのが日々の楽しみの一つ。
東京の銀座に銭湯があることを知り、先日、都内に出かけた際に寄ってみました。
場所は地下鉄銀座駅から徒歩5分ほど。
ホームページによると開業は文久3年(1863年)。木造だった建物は昭和32年に改築され、現在はビルになっていますが、中に入ると木札の下足箱に番台、富士山のペンキ絵(現在日本で3人しかいないペンキ絵師のお一人が描かれたものとか)と昔ながらの銭湯。
お客さんは買物帰りらしい若い人や、近所の常連さんらしき方などで賑わっており、広くはありませんが、清潔感あふれ、富士山を眺めながら湯船に浸かり、大変気持ちよく入浴できました。

東京都公衆浴場組合では銭湯お遍路なるものを実施しているようで、加盟している銭湯を巡ってスタンプを集めると認定証がもらえるとか。
都内に行った際は、銭湯に寄って一風呂浴びるのが楽しみの一つになりそうです。
(R)

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