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【スタッフ雑談】キノコの話 9

2015年07月24日(金曜日)

雨が続いた7月初旬。キノコが顔を出していないかと職場近くの公園へ。
行ってびっくり! スダジイ周辺の地面にまるでアンパンのような茶色いキノコがボコボコと出ており、思わず「うわぁ~!!」と声をあげてしまいました。
何のキノコかと手に取ってみると、昨年も7月に発生していたアメリカイロガワリによく似たイグチ(キノコの話1)。数えてみるとなんとその数60個ほど。
この日は、他にもツルタケ、キツネノカラカサ、アンズタケ、ベニタケ数種、アセタケ数種、クリイロイグチらしきイグチ、ニセショウロなどもそこかしこに顔を出していて、キノコ祭り状態。
昼休みの数十分でしたが、街中とは思えないようなキノコの数と顔ぶれに、梅雨のジメジメした気分も一気に吹っ飛びました。

そんなキノコ好きには心躍る季節の梅雨も、関東では例年より2日ほど早く明けて夏本番。街中でのキノコ観察はしばしお休みです。
(R)

【代表弁護士から】アルコール依存

2015年07月16日(木曜日)

ここ数年取り扱ったケースで気になったものとしては、アルコール依存関係のものがあります。
アルコール依存は、以前はアルコール中毒などと言われておりまして、「アル中」なんて言葉もありました。「アル中」は一日中酔っぱらっているような状態、酒を飲んでいないと手とかが震えるような印象を持っておられる方が少なくないのではないかと思いますが、そのような症状となるのはごく一部です。
アルコール依存症か否かをスクリーニングするテストとしては、新久里浜式アルコール症スクリーニングテストというようなものがあります。
久里浜というのは、久里浜医療センターのことでして、国立医療機関としては初のアルコール専門病棟を設置したことで知られる病院です。
このスクリーニングテストの中には、「酒を飲まないと寝つけないことが多いですか」という質問があります。寝つくためにアルコールを摂取するというのは普通じゃないかと思われる方もいるでしょうが、それが「酒を飲まないと寝つけない」というレベルになりますと、これはもう依存への第一歩というか、依存症の一つの症状とみてよいことになっているのです。
「眠れない」という症状は、色々なストレスなどからくることが多いわけでして、それらを解決していくことが根本的には必要です。もっとも、毎日毎日眠れない、寝つけないということは日々の生活に影響してくるので、これはまた別に対応していかなければなりません。もっともよいのは、心療内科や精神科を受診して薬を処方してもらうことなのですが、これが非常に心理的にハードルが高いことなのでしょう。
ただ、アルコールに逃避するのは問題の解決にならないばかりか、アルコール依存症という別の問題を引き起こしていくだけであり、全くおすすめできません。
かくいう私も眠れない日々があり、その為にあまり飲めもしないワインなどを飲んだこともありましたが、寝つくのに効果がないので止めました。あることをきっかけに精神科を受診し、睡眠の関係でも薬を処方してもらいましたら、それから安眠できるようになりました。
そんなことがありましたので、アルコール依存の問題には無関心ではいられないのですが、一筋縄では解決できない問題で、弁護士としても日々苦闘しているところです。

【スタッフ雑談】趣味のはなし

2015年07月09日(木曜日)

先日20年ぶりに高校時代の同期と再会し、そのツテで香取神宮(千葉県香取市)の道場にて弓を引かせてもらいました。始めはおっかなびっくり、弓を引く所作(専門用語では射法八節といいます)もすっかり忘れており、まごつきましたが、矢数をかけるうちにからだが徐々に思い出し、なんとか的に当てることができました。

射場(矢を放つところ)から的までの距離は28メートルあるので、きちんと収まるところまで弓を引かないと、矢が手前で失速して滑走するし、弓手(ユンデと読みます。弓を持つ側の手のこと)がぶれると狙いもぶれて、矢も上下左右に飛んでしまい、なかなか的をとらえられません。弓を引く際の心のぶれはそのまま矢に表れます。それがまた弓道の魅力なのですが、静寂の中で放った1本の矢が、ポンと的に当たったときの心地よさは格別なものです。

週末は参拝客で賑わう香取神宮ですが、実は敷地内の奥の方に弓道場があるんです!(香取神宮公式HP上の地図にも記載されていませんが、総門の階段を上る手前、右側の細い道へ入って少し歩くと、右手に通行止めの道が出てくるので、その道へ入ってすぐ左側が道場です。右側は神徳館です。入りづらい雰囲気ですが外からの見学は自由です)

香取へお越しの際はぜひ見学してみて下さい。

(S)

【代表弁護士から】「原則面会」という考え方

2015年07月02日(木曜日)

面会交流につきましては、ここ数年大変多くのご相談・ご依頼をいただいております。
裁判所では、「原則面会」という考え方が主流となっています。この考え方は、特に問題がない場合は別居している親と子どもを面会させるべきであるとするものです。
以前は様々な事情を考慮して面会させるかどうかを慎重に検討するといったような考え方もあったのですが、「原則面会」という考え方一色といったように感じます。

一方で、「子どもの意思の尊重」というのも裁判所のトレンドです。
しかし、そのためには子どもがその点について判断する能力があることが前提となります。おおまかな傾向としては、小学校高学年以上であれば、判断能力はあると考えているように思います。
判断能力がないとされる子ども、典型的には2、3歳というような場合は、子どもの意思をタテにして面会を拒絶する理由にはなりません。

このような場合が、一番問題が顕在化します。
別居している親(例えば父親)は会いたい、子どもをみている親(例えば母親)は会わせたくないとなったときに、なかなか妥協点が見出せないからです。

このようなことが起こるのは、裁判所は「原則面会」という考え方なのに、問題を抱えている家族がそのような考え方には違和感をもっているからです。
アメリカの映画などをみていますと、母親に引きとられている子の元に別れた父親が週末会いに来て、「じゃあ明日まで子どもを預かるから」と母親の再婚相手に挨拶しながら去っていくなんてシーンが出てくるのですが、そこまで日本人の感性は追いついていません。アメリカでもクレイマークレイマー(1979年の映画)のころには、子の争奪戦をしていましたから、日本で「原則面会」が一般に定着するまでは、相当な時間がかかるでしょう。それまでは様々な問題が生じてくると思います。

【スタッフ雑談】キノコの話 8

2015年06月26日(金曜日)

「小さなコップのひみつ」という児童向けの図書は、京都で小学校の先生をしながらキノコ研究をしていた吉見昭一先生が、ハタケチャダイゴケというキノコを観察し、その発生と生長を紹介した本です。

ハタケチャダイゴケは一般的にイメージするキノコとは姿が異なり、コップのような形で、大きさは5㎜~10㎜ほど。コップの中には小塊粒という胞子が詰まった小さな碁石状のものがたくさん入っています。

吉見先生はハタケチャダイゴケをつぶさに観察し、発生時期、キノコの未熟時にあるコップのふたが破れる様子、コップの中の碁石の数、碁石がコップの外に飛び出す仕組みなど、コップの秘密を明らかにしていきます。

以前紹介した「森の妖精」の著者でもある吉見先生は、他にも「キノコの女王-キヌガサタケが開く」「虫をたおすキノコ-冬虫夏草」「おどるキノコ-イカタケのひみつ」といった本も書かれており、いずれもキノコの不思議とその魅力にますます心奪われた本。残念ながら絶版になってしまったものもあるようです。

さて、コップの中の碁石はどうやって外に飛び出すのか?
碁石は雨粒などによってコップの外に飛び出します。
(R)

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井川 夏実Natsumi Igawa

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