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【代表弁護士から】弁護士数の増加など

2015年04月06日(月曜日)

弁護士会の方からの配布物に、この10年間の弁護士数などについての座談会の記事がありました。
全国の弁護士数は10年前の平成16年には2万224名でしたが、平成26年には3万5045名となっています。

かなりの激増です。

座談会に参加していた東京の弁護士は、「弁護士会で受け付けている民事の法律相談の数は格段に減っている。事件数というのは減ってきていて、事件のない弁護士が増えている。ワーキングプアではないけれども、弁護士プアのような状況でもでてきているというのが東京で見た感じ」と発言していました。

東京は最も弁護士が集まっているところですから、競争が激しいところです。
そのために競争に負けてしまっている弁護士が出てきてしまっており、食べていけない弁護士(「弁護士プア」)が出てきてしまっているのではないかと思います。
近年弁護士の不祥事が増えている印象ですが、それはこのような現象が背景にあると考えられます。

弁護士に依頼するということは、ある種のトラブルを抱えているわけですが、その上で、弁護士との間でトラブルとなってしまうのは、泣き面に蜂であり、二重にトラブルを抱えてしまうことになります。

このような事のないようにくれぐれも弁護士選びには慎重になられることをお勧めします。

なお、東京に比べると関東のほかの地域の弁護士は、東京ほどの危機感はなく、「地方ではそれほど深刻な職業ないし収入の減少はない」と述べられていましたが、弁護士が今後も増え続けることは間違いがなく、今後の見通しは不透明であり、東京以外でも注意が必要です。

【スタッフ雑談】吉野の桜

2015年03月26日(木曜日)

だいぶ暖かくなり、通勤途中の公園ではコブシや杏の花が咲き、桜の蕾もほころび始めています。
今年は吉野へ桜を見に行こうと友達から誘われました。
吉野の桜は「千本桜」「一目千本」とも言われ、シロヤマザクラを中心に200種3万本もの桜が咲き誇るとのこと。
吉野へは冬に一度行ったことがあり、葉を落とした桜を見ながら、ぜひ春に来たいと思ったので念願がかないます。
今回は吉野山最高峰の青根ケ峰まで登り、神社仏閣を巡って、奥千本から下千本へと桜を愛でながら下るトレッキングも兼ねたルート。
久しぶりの山歩きで、体力的に少々不安もありますが、春の吉野の山を満喫したいと思っています。(R)

【代表弁護士から】過失割合は誰が決めるのか

2015年03月18日(水曜日)

交通事故のご相談をしていますと、「過失割合は誰が決めるのですか」というご質問を受けることが多いです。

警察が決めると思っておられる方がいますが、それは間違い。
警察は、過失割合は決めません。
警察がするのは、どういう事故が起きたのかということを調べて、検察官に送る(送致)ことです。

この調べの過程で、「実況見分調書」というものを警察官が作成するのですが、これが過失割合を判断する上で重要となります。
それで、警察官が決めると思われている方が出てくるのでしょうが、警察は事実関係を調べるだけで、過失の割合なんていうものは決めません。
過失割合というのは、あくまでも民事の問題です。警察は刑事しか扱いませんから、過失割合の判断について知識も能力もありません。

それでは誰が決めるかといえば、「当事者の合意」ということになります。
加害者側に任意保険がついていれば、任意保険から過失割合はこれこれと考えるというようなことを言われ、被害者側がそれでいいかということになれば、その割合が過失割合ということになります。
しかし、往往にして過失割合の見解が異なることがあります。
このように当事者の話しがつかない場合は、調停や紛争処理センター、訴訟といった解決への途が用意されていますので、それぞれのところにいる担当者(調停委員や、斡旋担当者)が過失割合についての考え方を出し、当事者の合意を促すことになっているのです。

【スタッフ雑談】年度末の仕事(事務員)

2015年03月16日(月曜日)

3月は年度末で忙しくて予定が立てられないと友人によく言われるのですが、法律事務所においては年度末だから特別に忙しいということはありません。新年度を迎えるにあたり、特別に何かを行うわけでもありません。日々ご依頼を受け、業務に勤しんでおります。

そんな中で、3月に必ず行うわたくしの定例的な仕事といえば、事務所の研修旅行の計画です。今年もまたこの季節がやってきました!
春の房総は人気があるせいか、宿泊先の確保は毎年難航し、何軒かあたってようやく見つけるという事態になってしまいがちなのですが、今年は早めに動いたので余裕をもって確保できました!あとは研修内容(行程)ですね。
さて、今年はどのあたりをまわって行こうかな~。計画を練るのも楽しいです。これも事務員の仕事の一つです。(S)

【代表弁護士より】3月11日

2015年03月09日(月曜日)

今年も3月11日が近づいてきました。東日本大震災から4年が経過しようとしています。
震災後、福島県浜通り(福島県の太平洋岸の地域)と様々な縁ができたことから、相馬市には何回か行きました。

浜通りにはJR常磐線が通っていたのですが、南相馬市から南は原発の影響で、北は津波の影響で分断されてしまっており、常磐線では相馬に行くことができません。
ルートとしては東北新幹線で福島か仙台まで行き、そこからバスという手段しかありませんでした。バスでは1時間~1時間半かかり、かなり時間を要しました。

浜通りの道路は国道6号線が通っているのですが、これまた原発の影響で長らく一般車両は通行できませんでした。昨秋ようやく一般車両も通行できるようになり(但し、停車することはできません)、この3月1日には高速道路(常磐道)が全線開通し、相馬まで車で行くルートが確保されました。

しかし、まだまだ原発の影響があります。
常磐道ができれば、東京から相馬までの高速バスが走るのではないかと思っていたのですが、今のところ高速バス路線はできていません。線量が高い地域があり、運転手にそのような路線をどこまで担当させてよいのかという問題があるようです。

交通というのは復興の前提ですが、それすらまだまだ元通りというわけにはいかないのが現状です。

 

 

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代表弁護士 井川 夏実

井川 夏実Natsumi Igawa

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