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【代表弁護士から】大門体制(千葉家裁家事調停の運用)

2015年06月17日(水曜日)

今年の4月以降、千葉家裁の家事調停の様子が変わってきています。
以前であれば、申立人と相手方が同席するということはなく、第1回の調停期日では、申立人は午前10時から、相手方は午前10時半からと時間をずらして呼出がされていました。
これが、第1回の調停では申立人も相手方も午前10時に呼出しを受け、同席の上、調停の説明があるという運用に変わってきています。
また、調停の最後にも双方が同席し、次回までに検討することの確認をすることになっています。つまり、交互に入れ替わって調停をする(別席調停)という基本は変わらないのですが、一部で同席を取り入れるという運用です。

このような運用に変わったのは、昨年10月に千葉家裁の所長が大門裁判官に変わったことと、今年の4月から比佐裁判官が家事部の部総括に異動してきたことが影響しているとみています。
大門裁判官は、最高裁家庭局の課長を経験、少年法改正や成年後見制度の創設に深く関わるなど家裁実務のエキスパートです。前任は東京地裁の部総括かつ所長代行というポストにあり、エリート街道を走っていることからすれば、現在の最高裁の主流の考え方を千葉家裁で実現しようと考えてみてよいでしょう。
トップが変わったことで運用も劇的に変わったことから、この体制変化を私は「大門体制」とひそかに呼んでいます。

【スタッフ雑談】食生活の見直し時期

2015年06月12日(金曜日)

毎年6月に健康診断を受けるようにしているのですが、今年は早々に受診を終え、ただいま結果待ちをしています。健康だけが取り柄のようなものなので、例年、特にこれといった異常所見もなく終えるのですが、今年は医師の問診ですでにひっかかり、再検査を促された項目があるため、総合結果がとても気がかりです。

体のメンテナンスが必要な年齢に差し掛かったのだなあと実感していたところ、そんな私に追い打ちをかけるように、SNSがらみで半ば強制的に「食生活」について考えさせられる機会がありまして、自分が口にする食べ物について興味が沸きました。まずは食生活の見直しから、自分が食べているものの成分・原材料名を見ることから始めてみようと思います。

ところで、11日(木)の千葉日報には、佐原(千葉県香取市)にお店を構えていらっしゃる松本栄文氏が出版した料理本「日本料理と天皇」が料理本のアカデミー賞といわれる賞を受賞したとの記事が出ておりましたよ。
健康は一日にしてならず。ますます食生活やら食文化やらへの関心が高まる今日この頃です。(S)

【代表弁護士から】弁護士というものは高給取りか

2015年06月01日(月曜日)

弁護士というものは高給取りの代名詞のように思われがちですが、最近ではどうも違う傾向もでてきているようだ・・・という記事が最近目につきます。日経新聞でも「新人弁護士、かすむ未来。事務所入っても少ない仕事」という記事が掲載されていました(5月29日付)。

マスコミの論調は、新人の弁護士の苦境ばかりにスポットをあてていますが、新人弁護士のみならず、中堅、ベテランの弁護士にも苦境に陥っている方は少なからずいるものと見ています。預り金の横領に手をそめて摘発されている年代層を見ても、新人弁護士ではなく、中堅からベテランであることからもそのことがわかります。

弁護士業界からある種の余裕というものが失われ、目の前の売上にばかり気をとらわれるといった状況がでてきていることは否めません。

派手な宣伝ばかりが目につくのも、短期的に売上を上げようということの表れであるとみることもできます。

このことは新人若手の弁護士を育成しようというより、即戦力を期待する風潮にも繋がっています。

力量のない新人に売上を上げさせる為、長時間労働を強いることになってしまっています。

このような傾向は、利用者の方には望ましくないと思われますが、どうもすぐに改善するようにはみえません。

 

【スタッフ雑談】キノコの話 7  

2015年05月22日(金曜日)

スダジイの花が香ってくる5月になると、探したくなるキノコがあります。
名前のとおり色と形はまさに肝臓のようなカンゾウタケ。
スダジイ等の幹から生え、新鮮なときは鮮やかな紅色で、切ると肉汁のような赤い汁も出てきます。

スダジイは公園にも植えられているので、野山へ行かなくてもカンゾウタケを探すことができると思い、近所のスダジイを探し回ったことがあります。
スダジイがあると幹の周りをぐるっと一回り。
だいぶ探したものの家の近所ではなかなか見つからず、ある時、都心にある大きな公園でやっと発見。
小ぶりながらも、出初めの美しいルビー色のカンゾウタケで、思わず心の中でガッツポーズをしてしまいました。

今もスダジイがあると幹を一回りしてみますが、出会いはその一度だけ。
キノコとの出会いはなかなか思うようにいきませんが、出会った時の嬉しさは一入です。
(R)

【代表弁護士から】八日市場地区の弁護士人口

2015年05月18日(月曜日)

今年は千葉県の八日市場支部に行くことが多くなっています。
以前は「八日市場市」という市があったのですが、現在では合併で匝瑳市になりました。
しかし、裁判所の支部の名前というのは、合併しただけでは変わらないようで、支部の名前はあいかわらず「八日市場支部」です。

ところで、千葉地裁八日市場支部の管轄というのはかなり広いのです。
太平洋岸でいいますと、銚子市から大網白里市までが八日市場支部の管轄です。
少々興味がありましたので、弁護士数について調べましたら、このような人数でした。

銚子市 1名
旭市   1名
匝瑳市  4名
横芝光町 2名
東金市 3名
山武市 1名
大網白里市 1名
合計13名

千葉市には400名近くの弁護士がいますから、かなり広大な地域に弁護士があまりいないということがお分かりいただけるかと思います。
事務所の研修で、匝瑳市や旭市を訪ねまして、千葉市から来ましたと申し上げましたら、地元の方からは「まあ遠いところから」という反応をいただきました。
匝瑳市から千葉市は50キロはありますから、かなり遠いイメージなのでしょう。
やはり、身近な弁護士を目指すのであれば、近くに弁護士事務所が必要だなと思った次第です。

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