【スタッフ雑談】趣味のはなし
2015年07月09日(木曜日)
先日20年ぶりに高校時代の同期と再会し、そのツテで香取神宮(千葉県香取市)の道場にて弓を引かせてもらいました。始めはおっかなびっくり、弓を引く所作(専門用語では射法八節といいます)もすっかり忘れており、まごつきましたが、矢数をかけるうちにからだが徐々に思い出し、なんとか的に当てることができました。
射場(矢を放つところ)から的までの距離は28メートルあるので、きちんと収まるところまで弓を引かないと、矢が手前で失速して滑走するし、弓手(ユンデと読みます。弓を持つ側の手のこと)がぶれると狙いもぶれて、矢も上下左右に飛んでしまい、なかなか的をとらえられません。弓を引く際の心のぶれはそのまま矢に表れます。それがまた弓道の魅力なのですが、静寂の中で放った1本の矢が、ポンと的に当たったときの心地よさは格別なものです。
週末は参拝客で賑わう香取神宮ですが、実は敷地内の奥の方に弓道場があるんです!(香取神宮公式HP上の地図にも記載されていませんが、総門の階段を上る手前、右側の細い道へ入って少し歩くと、右手に通行止めの道が出てくるので、その道へ入ってすぐ左側が道場です。右側は神徳館です。入りづらい雰囲気ですが外からの見学は自由です)
香取へお越しの際はぜひ見学してみて下さい。
(S)