【スタッフ雑談】タカネバラ
2017年08月25日(金曜日)
信州の白馬へ行くよとバラ好きの友人に話したら、「タカネバラがあったら写真を撮ってきて」とのこと。
高嶺の花ならぬ高嶺薔薇を求めて、8月上旬、白馬八方尾根へ行ってきました。
曇り空の中、クガイソウ、ニッコウキスゲ、シモツケソウ、イブキジャコウソウ、ミヤマムラサキ等々、たくさんの花々が出迎えてくれ、嬉々としながら山道を登るも、バラらしき植物は見つからず八方池に到着。
タカネバラはないのかと思いつつ池の周囲を歩いていると、道の脇に「タカネバラ」と書かれた看板。「おっ!?」と思い近づくと、花は終わっているものの実がついていたので、実と葉とトゲがわかるように撮影。
友人に報告ができると一安心し、池周辺を散策後、登ってきた山道を下りていくと、途中、登るときには気付かなかった小さな湿原の案内板。
散策路を歩いてみると、木道をふさぐように生い茂る植物の中に先ほどのタカネバラと同じような実を発見。よく似ているものの葉やトゲの様子が少し違うので、とりあえずこちらも撮影。
2か所で撮った写真を友人にメールで送ったところ、「タカネバラとオオタカネバラ~!!」と大喜び。
両者の区別点は、図鑑を見ると小葉の先端が尖っているか、丸いかなどいくつかあるようで、花はどちらもピンク色。
花の時期は7月のようなので、来年は花の咲いている頃に行ってみたいと思います。
(R)