【スタッフ雑談】キノコ展と深海展
2017年07月28日(金曜日)
この夏、ぜひ行きたいと思っている博物館の催し物が二つ。
一つは千葉県立中央博物館で7月22日より始まった「きのこワンダーランド展」。
展示内容はキノコって何?から始まり、キノコの森での役割、光るキノコや変わった形のキノコ、さらに糞やモグラの便所跡から発生するキノコなど盛りだくさん。
イベントや講演会、学芸員によるミュージアムトークも多数開催。詳細については同館のホームページで確認できます。
会期は1期「子どももたのしい」(7/22~9/10)と2期「大人もたのしめる」(9/16~12/27)に分かれ、展示内容が変わるようです。
二つ目は国立科学博物館で開催中の「深海2017~最深研究でせまる生命と地球~」(10/1迄)。
特殊な潜水艇で、研究者など限られた人しか行くことのできない深海。
光が届かず、高圧な環境に暮らす生き物たちのユニークな姿に、テレビなどの特集番組を見るたびに心惹かれます。
今回の展示は深海生物の約9割ともいわれる「発光生物」、ダイオウイカなどの「巨大生物」、6000mより深い「超深海」と呼ばれる場所で生活する生物やその生態を映像や標本で紹介。さらに深海調査船や科学掘削船での地形調査や地下構造調査による最新の研究成果なども紹介されているようです。
両館とも夏休み期間中、通常は休館日の月曜も開館。さらに国立科学博物館は金、土曜の夜間も開館。
夏休みの子どもたちに交じって、博物館でキノコと深海の世界を味わいたいと思っています。
(R)