【スタッフ雑談】キノコの話 7
2015年05月22日(金曜日)
スダジイの花が香ってくる5月になると、探したくなるキノコがあります。
名前のとおり色と形はまさに肝臓のようなカンゾウタケ。
スダジイ等の幹から生え、新鮮なときは鮮やかな紅色で、切ると肉汁のような赤い汁も出てきます。
スダジイは公園にも植えられているので、野山へ行かなくてもカンゾウタケを探すことができると思い、近所のスダジイを探し回ったことがあります。
スダジイがあると幹の周りをぐるっと一回り。
だいぶ探したものの家の近所ではなかなか見つからず、ある時、都心にある大きな公園でやっと発見。
小ぶりながらも、出初めの美しいルビー色のカンゾウタケで、思わず心の中でガッツポーズをしてしまいました。
今もスダジイがあると幹を一回りしてみますが、出会いはその一度だけ。
キノコとの出会いはなかなか思うようにいきませんが、出会った時の嬉しさは一入です。
(R)