【代表弁護士から】公証役場の遺言検索システム
2014年12月09日(火曜日)
親が死亡してしまったけれども、兄弟から相続について何の連絡もない。
どうも親の財産を独り占めしているようだ。
遺言があるらしいけれども、あるのかどうかすら教えてくれない 。
そんな場合には、公正証書遺言があるかないか公証役場で調査できます。
公証役場には遺言検索システムというのがあり、公正証書遺言を作成した時にはそのシステムに登録されるからです。
被相続人が死亡した後、相続人の方であれば調査を依頼することができます。
どこの公証役場で調査依頼をしても良いのですが、公証役場に赴かなければなりません。
千葉県では、公証役場は、千葉、船橋、市川、木更津、銚子、松戸、柏、成田、館山、茂原の各市にありますが、これらの公証役場が遠く感じる方は、弁護士に依頼することも可能です。
必要書類として集めるのが面倒なのが戸籍謄本で、生まれた時からお亡くなりになるまでの戸籍類を集めるのは、慣れていないとなかなか手間がかかるかもしれません。
弁護士であればこの戸籍謄本類の収集から全てお手伝いできます。
公証役場の遺言検索システムは、いつ、どこの公証役場で公正証書遺言が作成されたかがわかるのですが、実際の遺言の内容はその遺言を作成した公証役場に行く必要があります。 近くの公証役場で全てわかればよいのですが、残念ながらそのようなシステムとはなっていないのです。
遠くの公証役場ですとそこに行かなければならない手間は結構かかってしまいます。
そのような労力を少しでも減らすお手伝いができますので、ご相談いただければと思います。
現在土曜午前中の相談も行なっていますので、ご活用ください。