【代表弁護士から】「わたしたちの茂原」と茂原市史
2017年06月16日(金曜日)
私は茂原市の出身で高校まで茂原市に住んでいました。
自分たちの住んでいる地域の地理とか歴史というのは、小学校の3年生とか4年生のときにまずは学ぶものですよね。
小学校3年生のときに、茂原市のこと、4年生で千葉県のことを勉強したように記憶しています。
副読本があり、茂原市のは「わたしたちの茂原」というものでした。
確か、この本は貸与だったような記憶です。
つまり、その年は貸してもらえるけれども、次の年になったら下の学年の子のために返さなければならないものでした。
こんなことを考えていたら懐かしくなったので、図書館で今の副読本を借りてみました。
初版が昭和41年。
50年以上前からこのようなテキストをもとにして、郷土のことを教えていたんですね。
表紙が児童が描いた七夕祭りの絵。やはり茂原市といえば七夕祭り。昔に比べるとJRさんも力を入れているので、茂原市以外の方も来るようになったのかもしれません。
昔の写真も豊富にあり、茂原というのは歴史を大事にしているところなのかと改めて感じました。
市の歴史といえば、市史というものがどこの市でもあるものなので、茂原市はどうなんだろうと思って調べてみました。
茂原市史が出版されたのは1966(昭和41)年で、副読本の初版と同じ時期です。
残念ながらそれ以後は茂原市史は改訂されておらず、この1966年版が茂原の歴史の決定版ということになっています。
随分前のものしかないんだなぁと思っておりましたら、どうも茂原市では市制施行70周年(2022年)を目指して、新たな茂原市史の編さん作業を進めているようです。
茂原市史の編さん事業は茂原市教育委員会の主導で行われており、茂原市史編さん委員会条例をが2017年3月21日に市議会で可決され、4月1日から施行されています。
茂原市史編さん委員会が組織され、今後執筆が進められていくものと思われます。
5年後には新しい茂原市史を手にとることができるようです。