【代表弁護士から】千葉市のシンボル?
2015年10月15日(木曜日)
千葉市は千葉県の県庁所在地であり、政令指定都市。人口は96万人超おり、それなりに大きな都市ではあります。
しかし、千葉市だったらこれだよねというシンボルのようなものがなく、残念ながら都市としてのイメージはそう高くはないような気がします。
以前は、花の都市ということで売り出そうとしており、「ちはなちゃん」というキャラクターまで作っていました。しかし、市長が交替すると共に、「ちはなちゃん」は段々と脇に追いやられてしまい、今やほとんど知る人なしの状態(うちの事務所のメンバーに聞いても「知らない」「見たことあるようなも気もする」という声が大半)。
熊谷現市長は、加曽利貝塚(日本最大級の縄文貝塚)を国の指定史跡にということを目指して、「かそりーぬ」というキャラクターを作っていましたが、最近は「千葉氏を千葉のシンボルにしたい」という考えで動いているようで、11月には住民と市長との座談会が企画されています。
千葉氏、中でも千葉常胤といえば源頼朝を支えて鎌倉幕府を立ち上げた功労者の中の一人であり、その根拠地は千葉の街の真ん中にありました。
日本中世史を趣味としている私としては、千葉氏にスポットが当たるのは嬉しい限りなのですが、これまでの千葉市の移り気なやり方を見ていると、これも一時の思いつきに終わってしまうのではないかと勘ぐってしまいます。
今度こそ、成功してほしいですが・・・・。