【スタッフ雑談】縄文展
2018年07月27日(金曜日)
東京国立博物館で開催中の「縄文-1万年の美の鼓動」展へ行ってきました。
有名な遮光器土偶や国宝の土偶、多様な文様と独特な形状の縄文土器、土製耳飾や貝輪などの装身具、動物やキノコを象った土製品など200点余りが「縄文の美」をテーマに展示されています。
土器や土偶のどれもこれも印象深かったのですが、最も心惹かれたのは火焔型土器。教科書で知ってはいるものの実物を目の前にすると、縄文の人々の思いが時空を超えて伝わってくるようで、力強い立体的な装飾と圧倒的な存在感に目が釘付け。芸術品のような土器で煮炊きをしていた縄文の人々の美意識や暮らしぶりをあれこれ想像しながら、しばし時を忘れて縄文の世界に浸りました。
7月31日からは縄文の国宝6点が全て勢ぞろい。
また、今週末と来週末は本館前広場でビアガーデン「トーハクBEER NIGHT!」も開催。縄文展とのコラボで、国宝の出土地域のクラフトビールも飲めるそうなので、今一度、縄文時代にタイムスリップしに行きたいと思っています。(R)