【スタッフ雑談】ピースサインと指紋のはなし
2017年01月13日(金曜日)
「写真を撮るとき、こうやってピースサインするでしょ?カメラに向ってピースサインはもうしちゃダメよ!その写真から指紋が読み取られて、犯罪に利用されるらしいのよ!テレビでやってたの!危ないらしいのよ!」
帰宅するなり、母が興奮してこのようなことを言い出したので、一体なんの騒ぎかと思い調べてみました。母は昼間のワイドショー的なテレビ番組で見たようですが、どうやらニュースソースは1月9日付産経ニュース(インターネット)のようです。
この記事の見出しは
【指紋ネット盗撮】「ピースサインは危険!!」3メートル離れて撮影でも読み取り可能
となっており、「カメラに何げなくピースのサインをするだけで、指紋が出回ってしまう」と「指紋の盗撮防止技術を開発した国立情報学研究所の越前功教授が警鐘を鳴らす」というもの。「顔と手を一緒に撮影した写真をネットに掲示すると、個人と指紋を特定される恐れがある。」そして、それが指紋の悪用に繋がっていくということらしいのです。
SNSなどで気軽に写真を投稿できる時代になり、SNS友達を経由し、自分の写真も流出していくかもしれないことはある程度許容範囲といいますか、仕方のないことだと思っていましたが、まさかそこから自分の指紋が他人に抜き取られ、悪用される可能性があるとは想像すらつきませんでした。
まず自分でできることから対策をしましょう。
写真を撮るときは、指紋があからさまになるようなポーズは控えておく方がよさそうですね。(S)