【スタッフ雑談】芋煮会
2016年11月25日(金曜日)
鍋の美味しい季節となりました。
先日、山形出身の友人から久しぶりに芋煮会をやるよとの連絡。
主に東北地方で行われる芋煮会。河原などで家族や友人らと里芋がメインの鍋を囲み食べるというもの。具材は里芋の他に牛肉もしくは豚肉、ネギ、コンニャクなどで、醤油もしくは味噌仕立て。具材や味付けは地域性があるようです。
山形出身の友人にとって秋の芋煮会は必然らしく、就職先の千葉でも芋煮会をやるといって始めたのが数十年前。
友人の芋煮への思いはたいへん熱く、芋煮用の鍋を地元山形で購入し、房総の山で芋煮会ができそうな河原を探し、芋煮会開催の手書きのチラシを作成。
東北出身でない人は「芋煮会?」と思いつつ、河原で鍋を囲むのは楽しいに違いないと大勢集まり、皆で食材や鍋を運び、火を起こし、友人指導のもと皆で芋煮作り。
里芋の皮むきはツルツル滑って大変ながらも皆で行うと早く、手でちぎって入れるコンニャクはブヨブヨした触感が大人気で取り合いに。ネギと牛肉も鍋に入れ、醤油、砂糖、酒で味付け。鍋が大きいので、醤油をドボドボと1本入れても足りないことにびっくりし、味が薄いだの甘みが足りないなどと言いながら、出来上がった鍋を囲みつつ皆で食べる芋煮は大変美味しく、友人の芋煮への熱い思いも納得。秋は芋煮の季節と皆が思うほどに恒例行事となりました。
そんな芋煮会もこの数年途絶えていたのですが、今年は久しぶりに開催との嬉しい連絡。
是非とも行きたかったのですが、都合がつかず参加できなかったので、せめてもと自宅で芋煮風鍋を作って楽しみました。
(R)