【スタッフ雑談】紅葉狩り
2016年10月28日(金曜日)
房総の山はスダジイ、アカガシ、タブなど照葉樹と呼ばれる常緑広葉樹の林。
紅葉せず冬でも緑の葉を付け、山はブロッコリーのようにモコモコとした景観です。
照葉樹林の山も好きなのですが、ブナやミズナラなど落葉広葉樹が紅葉した景色を見たくて、10月初旬、信州の栂池自然園へ行ってきました。
宿の人によると、標高1900mに位置する栂池自然園の紅葉は終わってしまい、途中のゴンドラとロープウエイ付近が見頃とのこと。
期待を膨らませゴンドラに乗車。山麓ではまだ緑の木々が、尾根を一つ越えると所々で色づき、標高が上がるとさらに色づきは増し、見る間に山全体が赤や黄色に彩られまさに錦絵のような景色! 思わず「うわぁ~!」と声をあげてしまいました。
眼下に広がる色鮮やかな景色に見惚れていると、ロープウエイは栂池自然園に到着。
園内の紅葉は見頃を過ぎていましたが、葉を落としたダケカンバの白い幹が際立ち、それはそれで風情ある景色。園内を一周すると、ヤセ尾根と呼ばれるところではまだ紅葉した木々もあり、標高2000m付近の展望湿原からは白馬岳や小蓮華山を望むこともできました。
標高によって移り変わる山の景色と色鮮やかな紅葉。
房総の山とは一味違う高い山ならではの景色を堪能しました。
(R)