【スタッフ雑談】香取市誕生10周年です
2016年04月18日(月曜日)
千葉県北東部に位置する香取市は、2006年3月27日、1市3町(佐原市、香取郡小見川町(おみがわまち)、栗源町(くりもとまち)、山田町(やまだまち))の合併により誕生し、今年で合併10周年を迎えました。
香取市出身者としては、もう発足から10年経つのだなぁと月日が経つ早さに驚きます。
ところで、合併前の佐原市は「小江戸さわら」の名で全国的にもある程度の知名度があるように思いますが、小見川町、栗源町、山田町はどうでしょうか。
ぱっと名所や特産物が浮かばないかもしれません。そこで出身者として少しだけご紹介したいと思います。
小見川町は、利根川下流域に位置した水辺のまちです。水田が広がり、利根川の支流である黒部川ではレガッタや水上スキー大会なども盛んにおこなわれる地域です。毎年8月1日に花火大会が開催されるのですが、打ち上げ数は約8000発で、坂東太郎の水面に広がる水中スターマインは特に迫力満点で見ごたえがあります。
栗源町は、小見川から成田方面に向かう途中の山間のまちです。小見川町では水田が盛んな地域であるのに対し、栗源町はどちらかといえば畑どころ。特産品は、なんといってもベニコマチ(さつまいも)です。日本一の焼き芋広場と題して、イモ祭りが盛大に行われます。
山田町は、その名のとおり、山と田に囲まれた里山のまち(ウィキペディアにもそう紹介されていますね)。ちょうど今、この里山に囲まれた橘堰の上空では約200匹の鯉のぼりが泳いでいます。鯉のぼりの掲揚は5月6日(金)までなので、まだまだ見ることができます。また、ゴールデンウィーク中の5月3日には「いきいき山田 鯉のぼり祭り」が開催されるようですよ。
合併して香取市になりましたけれども、このように、かつての1市3町にはそれぞれの地域の特色がありますね。(S)