【スタッフ雑談】キノコの話 5
2015年01月09日(金曜日)
椿が咲いていると、探してしまうキノコがあります。
その名もツバキキンカクチャワンタケ。
キノコにはまって間もない頃、椿を愛でつつ公園を歩いていたら、一緒にいた友人が椿の根元にしゃがみ込んだので、何をしているのかと思ったら、手のひらには黄褐色の小さな茶碗状のキノコ。それがツバキキンカクチャワンタケでした。
小さく、色も目立たないので、じっくり観察しないとなかなか発見できません。
前年に地面に落ちた古い椿の花から発生するので、公園なので探すときは、落ち葉や花が清掃されていない場所を探すのがポイント。
キノコを見つけたら、そっと下の方も掘り出してみてください。柄の下には菌核という小豆状の黒い塊があります。
地味なキノコですが、キノコが少ないシーズンでもあり、見つけると嬉しくなります。
(R)