【代表弁護士より】海野宿
2014年09月04日(木曜日)
前回に引き続き夏の旅行ネタです。
今回、海野宿(長野県東御市)を訪れました。
そこには江戸時代の北国街道添いに古い家並みが保存されています。ここでは「うだつ」を見る事ができました。「うだつが上がらない」等と表現されるうだつです。
うだつとは屋根の両端を一段高くし火災の時の類焼を防ぐ防火壁のことですが、時代と共に様々な意匠がこらされるようになったものです。海野宿でもしゃちほこの様なもの、家紋を入れたもの等様々な意匠が凝らされたものがありました。とても美しい姿でこの「うだつ」を上げるためには裕福でないと出来なかったというのは納得です。
うだつは徳島県の脇町や岐阜県の美濃市でも町並みが保存されていて見られるようですが、JR中央本線の青柳駅の駅舎、徳島県美馬市の道の駅でも見る事が出来るそうです。
千葉には歴史的な建物が少なく(佐原くらいでしょうか)、このような歴史的な町並みがあるのは羨ましい限りです。