【代表弁護士から】黒部ダムとトローリーバス
2014年07月04日(金曜日)
先日、黒部ダムに行ってきました。
ダムまでのトンネルはトロリーバスで移動します。
乗り場には天井にパンタグラフのようなものがついたトローリーバスが待っています。
見かけはバスです。タイヤもあり道路を走ります。パンタグラフのようなのがバスの上についていますが、線路はありません。
ところが、このトローリーバス、法律上は電車扱いなのです。
バスの中でそんな説明がされていました。
確かに乗り降りは「バス停」ではなく「駅」でした。
また、乗車していたらところ、トンネル内で前方からくるトロリーバスとすれ違う際に板のようなもの(スタフというそうです)を渡しているのを見ました。
これは鉄道で行われている、1つの区間内にスタフを持っている1つの車両のみが走行できるようにした仕組みと同様なものです。
トロリーバスという言葉自体は耳にしたことがあっても「鉄道」だったということまでは知りませんでした。
またこの黒部を走っているのが日本で唯一のトロリーバスの路線だそうです。
ボディには、黒部ダムのキャラクターである「くろにょん」が描かれています。
少し行きにくい場所なのですが、長野県側からだと比較的容易にいくことができます。ダムの見学だけでなく、日本唯一のトローリーバスという「鉄道」にも乗れるお得なコースです。